北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2123】Paul Bruckert Alsace Pinot Blanc 2018

 
ピノ ブラン 2018 ポール ブルケール
 
日常酒らしい白ワインの候補として、安いピノ・ブランを持ってきてみた。ピノ・ブラン、あまり強い個性のワインではなく穏やかに食事に寄り添うようなイメージがある。これもそういうワインであって欲しいと期待しつつ抜栓。
  
まず見た目。思っていたよりは色が麦わら色、黄色っぽい色合いをしている。ピノ・ブラン(白)というけどあんまり白くないぞ。香りは、ほのかな花系の香りで押しつけがましくない。
 
口に入れると、ソフトな口当たりでつっかかってくるようなところがない。酸もやわらかく、それでいてピノ・グリなどのように偉そうにふんぞりかえる感じではないので(ふんぞりかえって酸が少ないと、ワインが風船みたいに空っぽと感じられたり、腰がふらついていると感じる)飲みやすい。少し塩っぽい、またはミネラルっぽい感触があって、かつ、ハッカのようにすーすーした成分もあってただ薄いだけのワインではないのも好感。価格を考えると良い日常用白ワインという感じ。凄さや感動をもたらすワインではないけれども、捨てがたい気安さ、飲みやすさがある。
 
※二日目は、ミネラルやハッカがあまり感じられなくなった。初日のほうが良かったけど、こういうワインを一日で飲んでしまうのはちょっと無理があると思う。