北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2186】Duckhorn "Decoy" Cabernet Sauvignon 2018

 
ダックホーン デコイ カベルネソーヴィニヨン 2018
 
このワインは、まだ飲んだことのないメーカーのカベルネソーヴィニヨン。ここのメーカーはトップキュベでもそれほど値が張らないうえ、ラベルに鳥が張ってあるので追いかけてみたさはある。今回のデコイが好成績だったらもっと上位を試してみたいところ。(ところで、このメーカーのワインは楽天ショップによって値段のばらつきが結構激しい。どれぐらいが相場なのか、なんだかよくわからないワインでもある)
 
色は、僅かに蛍光色がかっているようにもみえる、濃いワインレッド。濃いのは間違いないのだけど、どこか明るい。そう見える理由はグラスのへりが僅かに青紫系のカラースペクトルになっているからかも。香りは、ほどよく甘いプラム系で、スギやヒノキ系の入浴剤みたいな香りがある。
 
口に運ぶと、甘くてふんわり、それとプラム系の酸味のきいた味。ボルドーの安いやつと比較すると、果実味がしっかりしていて甘みが強く、あとミントが効いている。香りの次元で入浴剤と感じられるものが、口に運ぶ際にはすーすーとした気持ち良さになっているみたいだ。鎮静力がないようである。それでいて果実味に厚みがあるので飲みごたえはなかなか。甘みの波長があう人には結構高く評価されるワインじゃないかと思った。
 
※二日目。甘みの強さが少し弱まり、自分にとって快適な水準に入ってきた。ありがたいありがたい。今日は夕食が完全なイタリアンだったのだけど、チーズやパスタや生ハムといった面々を相手にしても具合良い感じだった。