北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2187】Graham Beck Brut (N.V.)

 
グラハム ベック ブリュット
 
まず見た目。スパークリングワインとして典型的な、うっすら麦わら色をしていて泡がたくさんたちのぼってくる。香りは、ふっくらとトースト・メレンゲ系の甘い香りが漂ってきてうまそう。
 
口をつけると、しっかりとした苦みと微かな漬物系フレーバー。そしてのどごしの良い泡と、が気持ち良い! いやー、やっぱりこのワイン、重量系シャンパンのなんちゃって版として美味いよ。すだちや夏みかん系の軽快な泡ではなく、グレープフルーツと漬物で魅せるどっしり版の泡として、やっぱり信頼できる。これが2000円を切っているのだからお買い得だ。いろんなワインを試したい勢じゃなく、確実にコスパを求めたい勢には強くおすすめできるワインだ、あと、このワインを基準点に「重い泡」「軽い泡」を見比べるのもいいかも。このワインは「重い泡」に寄っているので、たとえばシャンパンのマムあたりも「軽い泡」と感じられるかもだけど。