北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2212】Domaine Robert Sirugue Bourgogne 2018

ドメーヌ・ロベール・シリュグ ブルゴーニュ ピノ・ノワール [2018]750ml
 
このワインは「ヴォーヌ・ロマネ、フラジェ・エシェゾー、ヴージョのN974の東側の畑」をブレンドされたワインとウェブサイトにある。これだけ見るとさも高級そうにみえるけど、ブレンド率が5%なのか、10%なのか、もっと高いのかは不明。期待していいのか、期待外れなのか、見当がつかない。
 
まず見た目。色は赤茶色がかっていてバランスがとれている。香りは……あまりはっきりしない。このワインはセラー破損に伴って半月ぐらい冷蔵庫に避難していたから、その悪影響なんだろうか。
 
口に含むと、森の下草のような香りと香料めいたところを伴った、香り高いワインだとわかる。口当たりは柔らかく、ブルゴーニュ赤の枠から大きく逸脱はしていない。酸味はやや弱いかも。ざらざら感のあるタンニンも相まって、飲みやすいけれども熟成可能性があんまりないんじゃないかとか考えてしまう。いや、平格のブルゴーニュ赤なら別にそれは欠点ってわけでなく、のみやすーい感じではあるのだけど。なんとなく良い香りのような気がするけど、ヴォーヌ・ロマネっていうほどのものかといわれると、あまりそういう感じはしない。でも、コンディションがいまいちだったのかもしれない。