北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2245】Charles Drapier Beaujolais-Villages Nouveau 2021

 
vinica.me


このワインは、シャルル・ドラピエというメーカーが作っているボジョレーヴィラージュのヌーボー品。ドラピエっていったらシャンパンのメーカーだったと記憶しているけれど、そこがヌーボーを手掛けているらしい。果たしてどんなものなのか(なお、なんちゃらすぺしゃるきゅべーみたいな文句もあったけれども省略した)。
 
まず見た目。ショッキングピンク~パープルがかった、蛍光色がかった色をしている。ボジョレーヌーボーらしい色かもしれない。香りは飴でコーティングされた昔のサクランボ菓子のような香りで、これもガメイとしては典型的だ。いいんじゃないだろうか。
 
口をつけると、ぱっと華やかなあまーい風味が口のなかに広がる。穏やかな酸味とするりとした飲み心地。ちょっと水っぽいかもしれないけれども、新鮮さにかけてはさすがヌーボー、目の覚めるような爽やかさがある。えぐみや変なにおいもなく、すいすいっと口のなかに入ってくる感じだ。飲み進めても、だいたいそんな感じ。ワインとしては少し物足りない感じがあるけれども、ヌーボーという飲み物とみればスイスイと飲めてマイナスポイントもみられず、心地よい飲み物だった。