北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2248】Thalvin & Alain Graillot Tandem Syrah du Maroc 2018

 

タンデム アラン・グライヨ 2018年 モロッコ
 
続いて、モロッコ産の赤ワインを。こいつはローヌの作り手と組んでつくられたとされる、シラー100%のワイン。これまた濃そうな雰囲気だ、いったいどんな感じだろうか。
 
見た目は、さっきのチュニジア産とあまり変わらない。で、こいつは香りがよくわからない。もちろんコップに入って出てきているので、立派なグラスだとまた違うのかもだけど。それと自分が酔っぱらっている影響もあるか。もういいや、飲んでみよう。
 
口に運ぶと、すんごいパワーだ。さっきの品が果実爆弾だったのに対し、こっちはタンニン爆弾。すっごい渋い、ここまで渋いワインってちょっと無いんじゃないかっていうほど。果実味はあっても甘味は控えめでこってりとした口当たりはあるのだけど、なんだか硬派、超辛口って感じだ。単体では結構きついものがあるのだけど、ケイジャンチキンだのクスクスだのと一緒にやるぶんには結構飲めたりする。鼻息の荒い、大柄なワインなのは間違いないのだけど、これはちょっと大きすぎて手に余るかも。それともこのタンニンも熟成させたほうがいいのか?
 
※後になって考えてみると、はじめのチュニジア産は甘味が強かったので、このワインの印象が修飾されていた可能性もあったかもしれない。