北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2256】Vigneti del Salento "I Muri" Puglia Negroamaro 2019

 
イ ムーリ ネグロアマーロ 2019 ヴィニエティ デル サレント
 
このワインは、ファルネーゼが手掛けている南イタリアのネグロアマーロ。約1年前に対峙したこともあり、そのときは価格以上の優れモノだったとのことだった。今回はどうだろう。
 
色合いは、赤茶色のかなり濃い赤ワイン。香りは、果実っぽいやつが優勢で思ったよりもふっくらとしている。で、しばらく香りを確認していると、だんだんお線香のような香りが優勢になってくる。
 
口をつけると、香りにふさわしい、かなりくっきりとした果実味がぱーっと口のなかに広がった。でもってジューシー、じゅくじゅくと飲める感じ。ネグロアマーロって濃いイメージがあるけれども、タンニンは意外に弱めで、とっつきやすい。後味にはコーヒーのような風味が広がり、これがネグロアマーロでできていることを思い出させてくれるけれども、とはいえ結構ジューシー、意外とイージー、がぶ飲みワインと言われたらそうかもしれない。おつまみの生ハムともよく付き合ってくれた。
 
※翌日は、少しコーヒーっぽさが増して果実味の強さが退いた。こうなると、割と普通の赤ワインっぽくなる。