北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2311】Casa Santos Lima Red Blend Portugal 2019

 
リスボア ティント 750mlカーサ サントス リマ 2019
 
このワインは、よくわからないポルトガルワイン。裏ラベルに一応英語であれこれと書いてあるけれども、ポルトガルとそのワインの伝統についてと、要はこのワインは味も香りも良いといったことしか書いて無くて、はいはい、わかりました、と答えるほかない。まあでも、酒杯に問うてみればつまびらかになるでしょう。
 
まず見た目。濃い!真っ黒で不透明、少し青紫色がかっていて、若くて濃い赤ワインっぽさ満点だ。香りは、果実よりもお線香とプラムを連想させるタイプ。今までのポルトガル赤ワインもそうだった気がする。口に運ぶと、はじめはプラム、じわじわと甘いジャムめいた果実味。どっしりとしていて、肉料理とは良い相性を見せる。価格帯からいって文句を言ってもはじまらないのだけど、重たいと感じる。もともと重たいワインが得意ではないので仕方ないのだけど、このワイン、ずっしりしている……。ずっしり系が好きな人にはお買い得なアイテムだとは思う。
 
※翌日は、重たい感じがいくぶん解消されて、ぐっと飲みやすくなった。これは素早く飲むより、ゆっくりデイリーしたほうがいいワインだったんじゃないか。