北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2318】Piccini "BBQ" Toscana Rosso IGT 2019

 

 
このワインは、バーベキューの絵が描かれた、なんだか安そうなトスカーナ産赤ワイン。でもって実際安く、ピッチーニという作り手には思い入れがない。このワイン、セットについてきたけどどうしよう……と思っていた矢先、肉とうな丼というワインがたじろぐ選択肢が来たのでよっしゃバーベキュー赤ワインやってみよう! とあけたのであった。
 
見た目は、なんだか普通の赤ワイン。ピノ・ノワールほど薄くないけどカベルネメルロー主体のワインほど濃くない。で、香りは今回梅系の香りがいくらかするけど、少し閉じこもったところがあり、あまり開放的ではない。トスカーナのキアンティ系統のスミレ・軟膏系の香りもあまり伴っていない感じ。
 
口に運んでみる。すると、ジャブジャブとした気楽な赤ワイン成分なんだけど、梅系の酸っぱさを伴っていて、安いキアンティに比べるとワインが頑丈で、こんな価格帯にいうのもなんだけど、立体的でもある。安キアンティにしちゃあ骨格があり、梅系の酸っぱさが尾を引く感じが特徴的だ。香りを再確認するに、これはどう頑張ってもサンジョベーゼでは出なさそうだ。バーベキューという名称、ジャブジャブしているけれどもサンジョベーゼ単体ではないさま、そして梅香。これは……サンジョベーゼ主体、従がメルロー、隠し味にシラーを混ぜたブレンドワインではないか?
 
で、サイトを調べてみると大当たり! サンジョベーゼ50%、メルロー40%、シラー10%とある。やったね! ブレンドワインのブレンドをここまで当てきったのは初めてだ。そうなると、うな丼と一緒にいただくこのワインがなんだかますます気分良く飲めてしまう。バーベキューというだけあって、うな丼、肉料理とは仲良くしてくれている。食い合わせが良いんだな。終始楽しくいただいて、残りは明日へ。
 
※シラーっぽさが少し引っ込んで、というより全体的になだらかなワインになって飲みやすく、ちょっと普通になった。昨日のほうが尖っていて面白かったかもしれない。