北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2342】Bernhard Koch Riesling Extra Brut 2019

ベルンハルト・コッホ リースリング ゼクト エクストラ・ブリュット [2019]
 
こちらのワインは、2000円台後半ぐらいのドイツ産リースリングのスパークリングワイン(ゼクト)。ゼクト、安いのはそこそこ飲んだことがあるけれども2000円台の後半となるとあまり試したことがない。これはどんな塩梅なんだろうか。今回は、はじめからリースリングとして飲むべく、リースリンググラスでやってみることにした。
 
まず見た目。ほんのりグリーンがかった、辛口リースリングらしい色合いをしている。泡はリースリンググラスでもはっきりわかるほど、しゅわしゅわで、こぽこぽと湧き上がってきていい感じだ。香りは、爽やかな台所洗剤&青りんごがしっかりと香ってくる感じ。
 
口に運んでも、やっぱり青りんごがしっかりと。青りんごかー! リースリングっていうより、なんか普通のシャルドネっぽい。辛口リースリングに期待される苦みはあまりなく、えらく後味すっきりなワインに仕上がっている。とはいえ、このスパークリングワイン、さすがに後味はすっきりとしていて飲み心地は優れている。同価格帯の、たとえば南アフリカ産のスパークリングワインを仮想ライバルとした場合、自分はあっちのほうが好きだけど、けっして悪い品とも思えない。なかなかではある。