北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2352】Clean Skin Pinot Gris New Zealand Waipara 2021

クリーンスキン ソーヴィニヨンブラン 2021
※リンク先はソーヴィニヨンブランです。ご注意を。
 
このワインは、以前から知っていたオセアニアのお買い得ワイン、クリーンスキンのもの。上掲リンク先はソーヴィニヨンブランだけど、ボトルの雰囲気はこれが一番近いのでこれを張っておくことにした。今回、実際に飲むのはピノ・グリ。
 
まず見た目。ピノ・グリらしい、僅かに象牙色っぽさはあるけれども白っぽい色をしている。同種のイタリア版、ピノ・グリージョと比較しても白っぽいのがピノ・グリ。香りは、桃のような香りがグラスに籠っている感じ。爽やかで青々としたフレーバーに桃が添えられているかのよう。フランス産ピノ・グリにありがちなスモーキーなニュアンスや、イタリア産ピノ・グリージョで先行しがちな青々とした爽やかさはここでは控えめ。
 
口に運んでみると、やはり桃っぽい。というかメインが桃だぞ! 透明版ベリーニといった雰囲気だ。膨らみがあって、あまあまで、すこーし枝っぽさがある。この枝っぽさが、たぶん飲み進めると前景に出てくるのかもしれないけれども、初手ではパーフェクト桃ワインだ。シンプルだけど、価格帯からいって何らか美味ければ合格ではないかと。
 
※二日目は桃の香りがかなり弱まって、良くも悪くもフツーのピノ・グリになった。これは初日の際立った旨さのほうが良かった。グリーンスキンは匿名ボトルなので毎回こうなのかはちょっとわからないけれども良いボトルだった。