北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2364】Cono Sur Sparkling Brut (N.V.)

 
コノ・スル スパークリング
 
今日はちょっとしたお祝いに、スパークリングワインを。ところが自宅にあったのはコノ・スルの泡だけ。でも今日はこれが泡が欲しいので開けてしまうことにした。
 
まず見た目。スパークリングワインとしては中庸な、ほんのり黄金色がかった色合いで、泡がしゅわしゅわと立ち上る。香りは爽やか青リンゴ系で涼しげだ。
 
口に運ぶと、青りんごの酸味、さっぱりとした口当たり。ちょっとニュニュっとしているのは乳酸系? しかし基本的にはすっきりとして、それでいて適度に苦みやグリセリンも効いている飲みやすい泡だ。イタリア産のスプマンテやフランス産のヴァン・ムスーに比較すると、いくらかシャンパンに寄せようと努力している感じがあり、それが良いって意見もあろうし、それが悪いって意見もあるだろうけど、新世界のスパークリングワインは基本的にシャンパン互換度とコスパが重要だと思うので、これは価格にみあった質でいつも満足。