北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2398】E.Guigal Cotes du Rhone Rouge 2016

 
コート・デュ・ローヌ・ルージュ(赤)[2016]E・ギガル
 
このワインは、ローヌ地方の大手・ギガルが作っている量販品な赤ワイン。でも量販品だからといって楽しくないかといったらそうでもない。一昨年の12月にも2014年との対峙記録もあって、その時も期待を裏切らなかった
 
まず色。黒々とした赤ワインで、特徴はあまり感じられず。透明度は低く、青紫や蛍光色などは見当たらない。香りは、今回はちょっとプラムがかっていてジャムっていうほどジャムっぽくないし獣っぽさもそこまで強くない。冷えすぎているからか?
 
口に運ぶと、おっ! あまり甘すぎない範囲で、でもジャブっとした果実味が来た。苦みやタンニンが目立つよりも、果実味の気持ち良さが先立ち、組しやすいと感じた。いわゆるお高くとまったところがない。カフェオレ風味を伴いながらも、ジャブっとした果実味がかなり長く後を引き、これが気持ち良い。前回に呑んだ時と香りも飲み心地もかなり違っているが、いやいや、これはこれでenjoyableな赤ワインだ。
 
※翌日。ちょっと集中力が落ち、ふつうの南欧ワインになったかも。でも、これこそがふつうの南欧ワインなんだから文句いうもんじゃない。普通に考えてお買い得だろう。