北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2408】Cono Sur Risesling Reserva Especial 2020

 
コノスル リースリング レゼルバ エスペシャル

※リンク先は現行ヴィンテージです。
 
急遽、グラスもソムリエナイフもない環境でワインが登板するかもしれない場面がやってきたため、スクリューキャップでコップでも香りが立ちやすいこのワインを選ぶことにした。やや単調なところはあるかもだけど、そういう場面では新世界のリースリングは使いやすいはず。
 
スクリューキャップをあけ、旅館のコップに注ぐ。見かけはそれほど濃くないレモン色、香りはとにかくすがすがしい、さわやか路線。花畑系の香りが中心。口をつけてみると、予想以上に甘みが少なめで、とにかくさわやか・酸味優先路線、辛口のリースリング然としていてうれしい。もっとえぐくて甘みの強い味かと思いきや、この品はコノスルの白ワインの割に細身で、さわやかに飲める。アウェーな環境でしっかり仕事を果たしてくれた感じだ。
 
※翌日、残った少しを和食に合わせる。まったく問題なし。驚嘆するようなワインじゃないけれども、役割はしっかり果たしてくれる。思ったほどくどくなかったのがとにかくありがたかった。