北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2409】M.Chapoutier La Ciboise Luberon 2018

 
[2018] リュベロン ラ シボワーズ ルージュ 750ml シャプティエ
 
このワインは、シャプティエが作っているメゾンもののベーシックな赤ワイン。インターネットでおしゃべりしながら飲むワインとして、あまり会話の邪魔にならないものを選ぼうと思ってこれを選んだ。
 
まず見た目は黒々としていて、ただ香りはそれほど目立たない。味は苦みがしっかりしていて、それが酸味と結びついているタイプ。酸味が強いその遠く向こうに、ちょっとトマトスープが潜んでいるかもしれない。タンニンはあまりとげとげしくなく、口当たりはやさしい。噛みしめるに値する、旨い果実味があるのもいい。じっくりと果実味が味わえるのだ。ローヌの赤にしては飲みやすく、このような場面にちょうど良い品だった。 
 
※二日目。じっくりとした果実味は健在で、前日よりもどっしりと飲めるぐらいだ。二日目の姿もかなり美味い。価格帯を考えれば、ローヌ産の良質なデイリーワインとして推奨できるものだと思った。ドメーヌものでなくメゾンもの、量販品であることを思えば、うまくまとまっている。ローヌの大手は、みんな裾モノをまとめるのがめっちゃうまいと今回も思った。