北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2469】Luigi Righetti Amarone della Valpolicella Classico 2018

 
ルイジ リゲッティ アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコ 2018
 
このワインは、いつもニコニコお買い得のアマローネであるルイジ・リゲッティの裾物アマローネ。裾物ったってここの品は十分にアマローネらしく、バランスの崩れたぶざまな姿をみせることはあまりなかったように思う。直近では2017の品と対峙していて、その時も良かった様子。今回は新ヴィンテージの2018。さてどうだろう。
 
ワイングラスに注いでみると、赤茶けたまずまず濃い色合いをしている。香りは、しっかりとしたチョコレートっぽさに加えて森の切り株のような香りがもわっとこみあげてくる。森の切り株にくっついた樹液のニュアンスさえあるようだ。
 
口に運ぶと、苦みのしっかりとした、その苦みの向こうに甘味の伴うアマローネらしい展開。こいつは結構にがいぞー。タンニンは穏やかで、香りと苦みと甘味の組み合わせを楽しみたいのだけど、アマローネの常として、序盤はそこまででもない。これは少し時間を置いてからじっくりいってみよう。
 
※二日目。甘味、鉄っぽさ、そうした味のひとつひとつがより印象深くなった。昨日よりもワインのまとまりも良い。2017と比較するとこちらのほうが男性的。