北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0194】Louis Latour Pinot Noir Bourgogne 2007

 
【ルイ・ラトゥール】ブルゴーニュ・ピノ・ノワール[2008](赤)(注:リンク先はヴィンテージが異なります)


 今日の夕食はバジルパスタとスナップエンドウ&豚肉&舞茸の炒め物。このメニューだとイタリアの白ワインがいいような気がしたけど、どうしてもブルゴーニュが呑みたい気分だったので、引っ張り出してきた。ルイ・ラトゥールのベーシックな赤、2007。
 
 色は、やや黒ずんだところのある透明感を伴った紫色。ほんのちょっと茶色がかっているかもしれない。イメージだけから言えば、「小豆」を連想させるような色合い。香りは、ほのかにベリー臭がするけれども、それほど目立つものではない。僅かに獣っぽさもあるかないか。もしかしたら冷やしすぎたせいもあるかもしれない。
 
 味は、結構バターっぽい滑り出しというか、新鮮さよりもコッテリ感が先だって、その後にアセロラのようなフルーツ感覚が追いかけてきた。甘みやフックラ感はあまりなく、スレンダーな印象。軽くて上品な渋みがけっこう気持ちいい。夕食との相性は意外と良好、けっこうしっくりとフィットした。
 
 後半になると、ちょっと獣っぽくはあってもフルーツの匂いがこみ上げてくるようになってきた。値段を考えれば結構な匂い。すごく良い、というほどではなかったけど、楽しめたような気がする。