北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2755】Francois Carillon Bourgogne Cote d'Or Chardonnay 2020

 
フランソワ・カリヨン ブルゴーニュ・コート・ドール シャルドネ [2020]
 
このワインは、我が家では実質的な指標ブルゴーニュ白になりつつあるフランソワ・カリヨン、その平格ブルゴーニュ白。ただし、ここは平格ブルゴーニュ白には二種類あるのがわかっていて、うち一種類は「ブルゴーニュシャルドネ」と名乗り、こちらは「ブルゴーニュ・コート・ドール シャルドネ」を名乗っている。こちらのほうがちょっとだけ格上ってことだろうか。
 
まず見た目。シャルドネの色としてはちょっと赤みがかってすらいるかもしれない、けっこう黄色みの強い色だ。香りはとてもよく、初手では青りんご、そこから花の蜜の香りや石の風味までがやってくる。
 
期待を胸に口をつけると、今年の正月に飲んだ一級たちに比べて少しトロピカルかも……と思わせる部分はある。フルーティーで豊満、少し洋ナシのニュアンスまでいっちゃうかもしれない。が、このワインには塩分を感じる気配すらあり、ソゼのぺリエールなどに比較すれば石っぽさは弱いけれども、代わりに適度にフルーティーでもあるため、飲み物としては非常によくまとまっている。おそらく、このフルーティーな気配と石っぽさの強度によって、ソゼの一級やラフォンの一級と並べるとさすがに負けちゃうだろうとは推測される。……などと御託を並べているうちに、米ぬかの雰囲気まで来て、ご立派です!と言いたくなってしまう。以前に飲んだブルゴーニュシャルドネと比較すると、こちらのほうがピュリニーモンラッシェの下位互換みたいな雰囲気があって、あちらもいいけどこちらもいいですねな感じだ。
 
※二日目と三日目にわけて飲んだ。三日目もへたった感じがなくて、石っぽさや米ぬかっぽさは健在! ただ、初日に少し感じた花の蜜の香りはちょっと弱くなったかも。けれども同じメーカーのサン・ロマンを相手取ってなかなか良い勝負をしている。切れ味はあちらが上、香りはこちらが上。面白い飲み比べになりました。