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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0102】Gulfi Carjcanti 2005

グルフィ  カリカンテ [2005]
 
 グルフィのワインはアタリ続きで、特に 白のヴァルカンツェリアはとても気に入っている。そこで、格上のワインを呑んでみることにした。今回のワインは、リンク先のグランヴァンで2920円で購入したシチリア土着品種のカリカンテが95%の品。
 
 開栓するや、なんともイエローな色合いに、レンゲの花畑のような甘い匂いとニスの匂い、そこにレモンと梨を混ぜたような匂いがかなり強く漂ってきてびっくりした。イタリアの白ワインにしては、かなり目立った匂い。
 
 味は…一口目は強くも弱くもないアタリだったけれども、初手から鉱質風味が濃厚。土を連想、なんてことはないけれども、大理石の上に寝転がった時の気分を連想させるような鉱質風味。苦みや厚みで圧倒してくるというよりは、キュンキュンとした酸味と、口のなかに広がる鉱質風味のバランスが気持ちよいようなところは、ヴァルカンツェリアに似ている。
 
 ただしヴァルカンツェリアよりも展開は早く、呑み始めて二十分ぐらいで、例の“ヨーロッパのホテルに置いてある石鹸のような匂い”が漂い始め、粘土のようなニュアンスも感じられるようになってきた!ワインを口に入れて呑み込む際、上顎から鼻に抜けるように、石鹸と粘土と漆喰の匂いが駆け抜ける。それでいて、口のなかは鉱質風味とフルーティーな酸味でいっぱいいっぱい。やがて、味のほうにも微妙に粘土チックな何かが乗り移り始め、いよいよ盛んな勢いになってきた。
 
 なかなか濃厚で独特な風味なので、おつまみにはウツボの干物*1を合わせてみた。ウツボの皮特有の風味と、このワインの特有の風味が、喧嘩せずに仲良く自己主張しあっている。すごく美味かった!ヴァルカンツェリアの正当パワーアップバージョンという感じ。グルフィgood job!他の銘柄にも挑戦してみよう。