北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0968】Pol Roger Champagne Extra Cuvee de Reserve (N.V.) (ハーフボトル)

 
ポール・ロジェ ブリュット・レゼルヴ NV(泡白)375ml
 
 今日の夕食は、鰺の刺身、豚肉の野菜炒め、お味噌汁。これにシャンパーニュをあわせてみたくなって、これを抜栓してみることにした。
 
 見た目は黄金色のなかなか素敵な感じで細かな泡がゴボゴボとわき上がってくる。上昇速度はそれほどゆっくりではない感じ。匂いをかぐと、林檎系の爽やかなタイプ。
 
 口をつけてみると、やはり青リンゴ系、けれども酸はそれほど強くなく、苦みもそんなにひどくない。ちょっと粉っぽい&漬け物っぽい感じがするけれど、極端になることがなく、甘み、酸味、漬け物がわりと釣り合っている。爽やかな酸味が口の中を駆け抜けていくけれど、酸味が押しつけがましいわけでもなく、さりとて(イタリアのやわなスプマンテのように)軽さに流れるでもない、中庸の旨さ。そこに苦みと漬け物が乗っかっているから、旨味に奥行きがあるように体感されて、なかなか幸せ。嫁さんに言わせると、プラムの香りがするとも言うけれど、そうかもしれない。刺身と合うかと言われると微妙だけど、とりあえず単体ではとても美味いシャンパーニュだと思う。