ヴォルネイ ヴァンダンジュ・セレクショネ 赤 [2018]年
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このワインは、ラファルジュが作っているヴォルネ村名格、そのちょっと良いバージョンであるセレクションもの。我が家ではラファルジュの赤ワインはかなり頼りにしているもので、村名格も十分に美味いと感じている。これの2005と対峙するチャンスがあったのでやってみた。
まず色。いまどきのブルゴーニュ赤としてはあまり濃くない部類。ルビー色めいていて、なかなかにきれいだ。香りは、うんうん、やっぱりヴォルネだよね、ふっくらゆったり、チョコと赤系果実の香りがどんどこ香ってくる。で、これは我が家で飲むのとほとんど同じだ、当たり前か、メーカーも畑も同じなんだから。
口に運ぶと、いちごっぽさを伴ったやさしい味が口のなかいっぱいに広がる。おや!ここまで我が家で飲むものと同じだ! つまり外で飲んでも家で飲んでもラファルジュのヴォルネはラファルジュのヴォルネなのだ。ところが、しばらくすると香りがはっきりと幅広くなってポリフォニー的に。香料、香辛料の気配などが混じり合ってより骨太にもなる。村名格のワインを20年近く寝かすのは至難の業、なるほど、寝かせただけのことはあるわけだ。こうしてみると、もっとブルゴーニュの赤ワインは長く熟成させて飲まないともったいない、という思いが強くなる。立派に熟成していて、早飲みとはわけがちがうことをわからせてくれました。