ミシェル・ラファルジュ ブルゴーニュ・ルージュ
このワインは、ヴォルネ村のメーカー・ミシェル・ラファルジュが作っている平格の赤ブルゴーニュ。以前にも飲んだことがあり、後半とくに満足だったと記録されている。
まず見た目。赤ワインとしてはかなり薄い、ちょっと色褪せたような色彩で、濃いロゼに近い。でも、ヴォルネ系のワインとしてはこれぐらいがちょうど良いようなイメージがある。香りは、アセロラとチョコが最初から香り立ってとてもおいしそう。少しローソクっぽい雰囲気もあって平格としてはなかなか。
口に入れると、コクとアセロラとチョコレートはあるんだけれど、ワインそのものは非常に軽い。香りはヴォルネっぽいけれども味まではヴォルネになりきれなかったか。チョコやバニラやローソクがアセロラ風味と合わさるあたりは満足感があるけれども、味はちょっとあか抜けないかも。でも平格だからそこまで求めるのはもともとお門違いだし、軽々とした味わいに香りはよく合っている。
※二日目。初日よりも果実味がグッと濃くなって、森の湿った空気みたいな雰囲気が盛り上がって急に格上のワインのような趣になった。初日にあまり飲まずに残しておいて大正解。2日目はとても良かったです。