北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2796】Domaine Larue Chassagne-Montrachet Rouge 2021

 
ドメーヌ・ラリュー シャサーニュ・モンラッシェ ルージュ [2021]
 
今日は、もともとクリュ・ボジョレーのムーラン・ナ・ヴァンをやろうと思っていたのだけど、AIが「それはいくらなんでも若すぎます(意訳)」と提言してきたので、急遽、違うワインを選んでみた。これは、何かの折に購入したシャサーニュモンラッシェの赤(村名格)。これもたいがい早飲みだけど、村名格だし2021だしいいでしょう。
 
グラスに注いだ瞬間、「クラシックなブルゴーニュ赤だあ!」と感じさせる透明感のあるオレンジがかったルビー色。光を柔らかく反射しながらキラキラと輝くさまは、いかにもといった感じ。香りは初手から赤系果実の明るいアロマがふわっと立ち上がり、その奥にほんのりとチョコレートや、苔のようなグリーンな香りも感じられる。
 
口に運んでみると、意外にもチリのピノ・ノワールを思わせるような、コーヒーのようなロースト香の押し出しがかなりある。色合いが薄く、透明感のあるワインにもかかわらず、味わいの土台は想像以上にしっかりしており、力強い構造感がある。これ、チリ系クローン使っているんじゃないの?といったような。キュートな酸味と果実味でピノ・ノワールらしいチャームは確かにあるけど、それ以上に感じられるのが、しっかりとした芯、硬質な骨格、ペラペラではない存在感。シャサーニュモンラッシェって粘土質の土壌でしたっけ? それともチリっぽいクローンがこういう風味を出しているの? でも、結果的に面白いワインではあります。軽やかでありながら、しっかりとした芯を伴っているのが面白く、シャサーニュモンラッシェ赤ってこうだったかなぁ……などと思いを巡らせました。
 
※二日目は、粘土質土壌めいた芯の強さがより前に出た感じ。コーヒー系苦みとの兼ね合いとしてもそれが良い。ただ、ラファルジュのヴォルネ一級カイユレの前ではさすがに見劣りする。