北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1995】Tyrrell's Wines Old Winery Pinot Noir 2017

 
ティレルズ オールドワイナリー ピノ・ノワール
 
 このワインは、以前に飲んだことのあるオーストラリア産のピノ・ノワール。確か、二日目のほうがおいしかったと思われるので二日目に勝負を賭けよう。
 
 まず見た目。チリワインもそうだけど、案外、色が薄い。へたなブルゴーニュ赤よりも薄いかもしれず、ちょっとオレンジ色がかっている。香りは、ちょっとアセロラっぽい。革っぽさ・獣っぽさを僅かに帯びているかもだけど、それほど強い香りではない。
 
 口をつけると、苦みを伴ったアセロラっぽい味。淡い色の果実を思わせる果実味にバターっぽい風味を伴っていて、苦みとタンニンがそれに伴う。まずくはないが、難しいテイストではある。ガチャガチャしているというか。
 
 ※二日目は、苦みが落ち着いてアセロラっぽい果実味にちょっとミルキーな口当たりの良さを伴うようになった。二日目のほうがワインとして付き合いやすいと思う。このクラスの新世界産ピノ・ノワールは二日目のほうがやっぱりいいんじゃないかと改めて思った。