北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0917】Cono Sur Pinot Noir "Organically" 2012

 
コノスル オーガニック ピノノワール 現行
 
 コノスルの「オーガニック」シリーズは殆ど呑んだことが無い。なんかオーガニックって、響きが怪しいじゃないですか。でもたまたま安く手に入ったので、これをやってみることにした。
 
 色は、案外透明感の高い、ガーネットのような美しい赤ワイン。見た目だけだと、ヴァルポリチェッラかコート・ド・ニュイの赤ワインを連想しそうな。でも、匂いをかいでみると、巧く言えないんだけど、チリ産のピノ・ノワールにありがちな、「あの匂い」がする。ちなみに、ここでいう「あの匂い」は安ブルゴーニュ赤でも似たようなやつが匂うんだけど、チリ産のピノ・ノワールのほうがワイルドというか、匂い全体に占める割合が高いというか。
 
 口に入れてみると、「あの匂い」よりもずっと豊かな果実味が炸裂!結構ベリーベリーしていて、コノ・スル無印ピノ・ノワールに比べれば愛嬌はしっかりしている。ちゃんとしているんじゃないでしょうか。呑み進めていくとやや一辺倒だけど、それでもおいしさ自体はかなりのもの。無印よりだいぶ良い印象だった。
 
 ※二日目になると、果実味に適度に酸味が加わって一層おいしくなった。なんか癖が落ちたおかげで呑みやすい。