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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1041】Chateau Tour St. Bonnet Medoc 2008

ボルドー

 
シャトー・ラ・トゥール・サン・ボネ[2008]年・AOCメドック・クリュ・ブルジョワ
 
 ボルドーのブルジュワ級ワイン。ふつう、このクラスのワインは3000-4000円ぐらいで売られているのに、こいつはやけに安い2200円で売られていた品。2008がよほど駄目なヴィンテージなのか、わけあり品なのか……なんにしても、早速飲んでみよう。
 
 グラスに注いでみると、黒っぽくて不透明、少しレンガ色がかっている。粘性がかなりのものらしく、グラスのへりに回すとタラタラテラテラと垂れてくるような感じ。 匂いは、初手は墨汁+毎日香。ちょっと籠っているような。プラムや埃も目立つ感じ。あんまりあけっぴろげではない。
 
 口をつけてみても、あまり甘さが先行しない、ビシっと男前な味わい。果実味はしっかりしているし、舌の上には酸味とブドウの皮みたいな風味がしっかり残るけれども、媚びた甘さ、過剰なリップサービスは無い。タンニンは円やかで、飲んでいても墨汁〜インク系の風味が目立ち、そこらへんが、ボルドーにしては酸っぱいこの品を独特の雰囲気にしているような。
 
 落ち着いたボルドーっていうより、「ボルドーの上等さで酸っぱいワインをつくってみました」みたいな変わり者。なるほど、安いわけがわかったような気がする。酸っぱいワインファンには全然問題ないけれども、このつくりを「美味く無い」と言う人は多そう。品は悪く無いと思うけれど……。
 
 ※二日目もあまり表情変わらず。円やかで、決してまずいとは思わない