北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2005】Naterra Organic Rouge 2018

 
ナテラ オーガニック 赤
 
 このワインは、シラー、カベルネソーヴィニヨン、メルローをあつめてつくられたスペイン産のワイン。スペインの品種ではないので、程よい安ワインであればこれは合格。これはそれだけの品だろうか。
 
 まず見た目は濃い赤茶色+黒っぽい色調の、ごく普通の赤ワイン。香りは、なぜかスペイン土着品種テンプラリージョのような、醤油っぽい香りを伴っていて、ほかはそれほどでも。口をつけると、ごく普通の、果実味が強い赤ワイン。タンニンはいくらかあるものの、シラーのジューシーな感じがメインでカベルネのような落ち着き、メルローにありがちなピーマンっぽさはあまり感じられない。それにしても醤油っぽいなー、醤油というより、飛騨高山で売られているみらたしだんごの醤油焼みたいな、ああいう香りがぷーんと香る。これは別に嫌いな香りではないんだけど、まあスペイン産らしいとは感じる。
 
 ※二日目は、あまり醤油っぽさが気にならなくなり、より穏やかな果実っぽいワインとなった。が、それ以上のものでも以下でもないのでフツーではある。適当な肉料理の相棒としては、こんな感じでも十分ではある。