サンテロ ロゼ スプマンテ ブリュット(N.V.)
今日の夕食はオードブル系の品。お正月圏内だからと無限にシャンパーニュを投入していては金銭的にきりがない。今日はサンテロのロゼスプマンテにご登場いただくこととなった。サンテロ自体はときどき飲んでいる定番的存在だけどロゼはほとんど飲んだことがない。さあ、どういう感じだっただろうか。
出先なのでちょっと小さいワイングラスへ。見た目は淡い桜色をしていてロゼワインとしては申し分ない。泡の立ち上り方も初手はなかなかのもの。小さなグラスのためか、香りはそれほど印象的ではないけれども少し金柑みがある。
口に含んでみると、金柑が来た！先日のシャンパーニュがブラン・ド・ノワールで金柑みがあると書いたけれども、いやいや、ロゼとしてつくられているこちらのほうがずっと金柑みがあり、なんていうか、金柑のアルコール漬けってこんな風味かなぁってやつが来る。ただし風味はそこまでキツくなく、ワイン初心者をひるませるほどのロゼみがあるわけではない。そしてロゼだからかもしれないけど、並みのスプマンテに比べて苦みを伴っていて、ちょっとだけ重量もある。基本、軽いスプマンテであり、オードブルや簡単なお寿司の邪魔をする品ではないんだけど、さすがにロゼではあり、アクセントを伴っている。
