北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2536】Graham Beck Rose Brut (N.V.)

 
グラハムベック ブリュット ロゼ NV
  
このワインは、南アフリカでひいきにしているグラハムベックのロゼスパークリング。ここの白はちょっと飲み過ぎてしまったので、ロゼをいただきたいなと思って対峙してみた。
 
まずシャンパングラスへ。ピンク色の度合いはまさに薄ピンク、こいつはあまり朱色っぽくはない。泡は細かなものがこもこもと立ち上がってきて、水面は真っ白だ。しかし香りはロゼらしい、金柑みのあるフレーバーがぷんと鼻をよぎる。それとイーストっぽさもあり、シャンパン互換系のスパークリングワインとしていい感じだ。
 
口に運ぶと、金柑み、柑橘のなかでも少し照り照りとした風味を伴ったいかにもロゼらしい味がする。苦みや酸味もしっかりし、重量感のある内容だ。本物のロゼシャンパンが真横にあったら見劣りするかもしれないけど、単体ではなんの不満もない。少し石灰岩みたいな風味がよぎるのも良い感じだ。翌日はスティルワイン用のグラスに入れて飲んだけど、それもなかなかだった。難しいところがないけど、それもこのワインの良いところかも。