北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2446】Charles Tibert Blanc de Noir Brut (N.V.)

 
シャンパーニュ シャルル ティベール / ブリュット ブラン ド ノワール [NV]
 
このワインはふとした折にバーゲンセール的に売られていたのをゲットしたもの。ブランドノワールと書かれているので、赤みがかった色合いのやつだろう。よく冷やしてから見た目をチェック。ちょっとオレンジ色がかっていて、薄めのロゼワインみたいな色合いをしていて、そこに細かな泡がぽこぽこと立ち上っている。香りはバラのよう、麦のようでもあり、ロゼシャンパンっぽさがちゃんとある。
 
味は、柑橘っぽさ、なかでも金柑っぽさの伴ったロゼ寄りの味で、金属感と苦みをしっかりと伴っている。少し前に飲んだアスティに比べると、クリーミーさでは譲り、荒々しいと感じるけれども酸味と苦みがしっかりしているので飲みごたえという点では問題ない。あくまでシャンパンであって凡百のスプマンテあたりとは違う感じだ。飲み進めると、ちょっとコクが出てきて、こういってはなんだけどロゼはロゼでもカリニャンとかシラーとか赤ぶどう品種でつくったロゼみたいな厚みを伴っていると感じる。が、この季節、風呂に入った後に水分を摂ってその後にいただくシャンパンは最高にうまかった。
 
※翌日に残した品はコクっぽさが引っ込んで、泡こそ弱くなったもののよりバランスのとれたシャンパンになった。これは二日目に残して良しな塩梅だ。