北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0836】Vincent Stoeffler Alsace Gewurztraminer 2010

 
ドメーヌ ストフラー ゲヴュルツトラミネール 2011
 
 夏の暑い季節にアルザスのワインを呑むのはきっと楽しいと思って、どれにしようかと思ったら今日はミートソースパスタ。こんなの無理筋だと思いつつ、じゃあ食前酒としてやろうと思ってゲヴュルツトラミネールを選んでみることにした。随分久しぶりだ。
 
 まず、色をみると少し濃いワイン色をしていて、微妙に赤みがかっているような気がする。匂いは、ハチミツとライチが全開、ハッカのような爽やかさを伴ったいい匂い。
 
 口にいれてみると甘くてタプタプとした風味がやってきて、意外。いくらかの苦みと僅かな渋みを伴っていて、鉱質風味がとても強く、ワインの身体がはちきれそう。案の定、酸味は少なめだけど後味には爽やかさが残っている。
 
 ※翌日になると、非常にスパイシーな、胡椒とハッカクを混ぜたようなオリエンタルな香りが強まってきて非常にいい感じ。梅の匂いもする。これは優れものだ!二日目のほうが断然素晴らしい。芋虫が蝶になったかのような変貌ぶりにびっくり。マジで化けた!