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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1167】Radikon Oslavje 2000

 
オスラーヴィエ フオーリ・ダル・テンポ [2000]
 
 今日は、良さげな料理屋さんで会食があり、その場で登場したワインは……なんと、ラディコンの白ワイン。ラディコンというと、フリウリの変な白ワインづくりで有名な人達の一人。うちだと直近ではカンテのエクストロがたぶん近いタイプで、もの凄く濃くて個性的なワインだと想定される。まさかこんなワインに出くわすとは……。
 
 まず見た目。「濁ったオレンジ色」。濁ったといっても半透明ぐらいのものだけど、白ワインとしては常識を逸脱している。オレンジジュースとヤクルトを混ぜたらこんな色になるかもしれない。で、香り。初期状態ではまずピーチが目立つ。ネクターが一番近いような。でも、白ワインにあって欲しいような澄んだ花畑系の香りも幾らか伴っていて、そこらへんに白ワインの片鱗?は感じられる。
 
 口に入れてみると、見た目に相応しい円やかな果実味。酸味もしっかりしているけれどもニュニュっとした口当たりを伴っている。イタリア土着品種でいうとペコリーノに似たような枇杷っぽい甘みと、さっきのネクターっぽさの両方がわかりやすく、口当たりの丸さで包容力がある。洋ナシっぽいとも言えるかもしれない。でもこの白ワインの特徴は「タンニン」らしきものがあること。ちょっと渋いぞ!でもいつもの赤ワインの渋さとは微妙に違う、これは白ワインの皮を使っているせいなのかな?カンテのワインと比べても渋みはずっと強い。二杯目になると渋みが強まり、それに伴ってかワインが「迫ってくる」ようになってきた。パワーが凄い!幸い、今回は料理が頑張ってくれたけれど、普通の料理だったらワインが蹴散らしてしまっていたかもしれない。派手で力強い白ワインだった。