北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1187】Kumala Cabernet Sauvignon Shiraz 2013

 
クマラ カベルネ・シラーズ
 
 続いて、南アフリカで安くておいしいワインをつくっているクマラの赤ワインを。どうせ二日目のほうがおいしいんだから、今日はちょっと味見するぐらいのつもりで。
 
 まず見た目。さっきの安イタリアワインに比べるとぜんぜん透明度が高い。なるほど、さっきのワインが不透明すぎたわけだ。で、香りを確かめると、杉や檜のような木の匂いとミントな香りがバンバンに漂ってきて、そこにほんのりチョコレートを予感させるような香りが混じっている。フレンドリーなカベルネソーヴィニオンの香りだ!
 
 で、口に入れてみると果実味は意外としっかりしている。木の匂いとタンニンがばっちりなんだけど、果実味がそれよりも優越しているような。当然だけど飲み応えもある。さっきの安イタリア赤ワインに比べればシャンとしていて、なるほどあれは腰のふらついたフルーツジュースみたいなタイプだったんだと思った。もちろん、あれはあれでいいんだけど。墨汁っぽい雰囲気も強い。
 
 ※二日目。チョコレートっぽさよりも梅っぽい酸っぱさのほうが勝っているような顔つきになっていた。でも、果実味が濃い……というより糖度の高そうな飲み応えは健在。二日目のほうがシラーシラーしている気がする。