カトレンブルガー・ビオ・ハニーワイン
ゲーム『skyrim』をやっているとゲーム中にやたらと登場するハチミツ酒。このハチミツ酒というジャンルはミードと呼ばれ、一応ワインの縁戚らしく、中世には庶民のお酒だったらしい。そんなハチミツ酒を試してみたいと思って、値段的に手頃だったこのワインを購入してみた。「冷やしてお飲みください」、とあるので冷蔵庫でしっかり冷やして開栓。
グラスに注いでみると、ハチミツ酒の名に恥じない、かなり濃い金色をしている。冷蔵庫から出してすぐのせいか、甘い匂いはほとんどゼロで、蜜蝋のような匂いがする。
口に入れてみると、ちょっとした酸味の後に、ハチミツの甘さがゴテーッと来る。同じハチミツ系アルコールでも、ドランブイに比べるとバターやマーガリンを連想させるコクを伴っていてトロトロしている。変わった酸味が後味に伴っているおかげで、ハチミツ酒という割には呑みやすい。「暖めてもおいしいです」と書いてあったので暖めていただいてみると、これがまたナイトキャップにぴったりの雰囲気。普通のワインには程遠いけれど、なるほどこれはこれで面白いお酒だった。