北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1265】Luigi Righetti "Campolieti" Valpolicella Ripasso 2012 (ハーフボトル)

ルイジ・リゲッティ ヴァルポリチェッラ クラシコ・スペリオーレ カンポリエティ・リパッソ
 ※リンク先はヴィンテージが違うかもしれません。
 
 このワインはアマローネのバッタもん or 廉価版的存在な「リパッソ」という製法のワイン。「リパッソ」をアマローネと比較してしまうとどうしても見劣りするのであまり買わないんだけど、今回はハーフボトルが欲しかったので久々に購入。
 
 見た目は、不透明に近いけれども一応グラスの底が見通せるぐらいで、ダークな感じのワインレッド。普通のアマローネほど濃くはないけど、標準的な赤ワインよりは濃い。で、香りはあまりはっきりしない。こういうの、「リパッソ」にはありがちだなー。
 
 で、口に入れると初手はすごく甘い!赤ワインで言うならジンファンデルに連想するような甘さ、ちょっと子供向け風邪薬っぽい甘さと、ほどほどの苦み、飲みやすいワイン。ただ渋みはキツくて赤ワインのタンニンに慣れていない人にはちょっと厳しいかも。飲み進めると甘みが引っ込んで、苦みとタンニンが相当に強いワインに。酸味も全貌を現してきて、全体的に「きっつい」ワイン。悪くはないけど、人にはお奨めしにくいワインだと思う。