ドメーヌ サン ミッシェル ブリュット
夕食は、久しぶりに外でそれなりなイタリアンにて。生ハムやチーズの盛り合わせ、トマトとチーズのブルスケッタ、ピザマルゲリータ、牛肉のステーキ。さあワインをどうしようかとリストをみると、イタリアワインよりも新世界のワインのほうがお買い得っぽい値付けになっていたので、万能選手としてスパークリングワインを頼んでみた。
まず見た目。割と白っぽくて淡泊な味を予想させる。泡はコモコモと沸いてきてなかなか綺麗、香りはシトラス系のさっぱりとした雰囲気で、トーストやらイーストやらをぷんぷん漂わせている系統ではない感じ。
で、口に含むと、グレープフルーツを思わせる柑橘系の味がメイン。新世界のワインにしては軽い飲み心地で、香りに相応しい感じがする。おしの強さではなく繊細なタッチで、自分の知っているスパークリングワインとしてはクレマン・ド・ブルゴーニュやプロセッコ(それか真面目につくられたスプマンテ)あたりに近い。ごっついスパークリングワインを期待する人はがっかりかもだけど、軽い飲み心地を期待する人には結構良い選択肢かもしれない。