北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2051】Comtes Lafon Macon Bussieres le Monsard 2007

マコン ブシエール[2015]ゼリティエール デュ コント ラフォン
※リンク先はヴィンテージが異なります
 
 このワインは、ラフォンがつくっているマコンのシャルドネのひとつ。ラフォンはマコンで複数の畑を持っていて違いがあるらしいけれど、普段はそんなことはなかなか意識しづらい。とりあえず美味いに決まっているでしょう。ヴィンテージは白ワインが優れていた2007.
 
 まず見た目。マコンとしてはかなり濃いというか、オレンジ色がかっている。トータルでは山吹色ぐらいの色調か。香りは、当初はあんずっぽい少し古くなったシャルドネの香りがしていまいちな感じだった。
 
 口に運ぶと、そこはマコンのシャルドネらしい、新鮮な爽やかさが口のなかを通り過ぎていく。ただ、やっぱり杏子っぽさがあって少し甘く、少し加齢した感じを伴っている。少し待っていると石鹸のような生意気な香りを帯びるようになり、やがて果実味がだんだんに充実してきて飲みごたえが生じてきた。もっとたくさん飲んだら印象はさらに違ったかもしれない。マコンというジャンルは10年以上きちんと熟成させるのが難しいので、熟成するとこうなるのかー感があった。