北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2146】Gavioli Lambrusco Grasparossa di Castelvetro Amabile (N.V.)

 
ランブルスコ ガヴィオリ・ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ・アマービレ
 
このワインは、ガヴィオリというメーカーが作っているランブルスコ。このメーカーのランブルスコとは以前に対戦成績があって、このときは「気軽に飲めるつくりだけどイマイチ」という評価だった。じゃあ、なぜこれを買ったかといえば、当時の品が辛口だったのに対しこちらは中甘口(アマビーレ)であること、それと品種がソルバーラ種でなくグラスパロッサ種であること。ランブルスコは、今までソルバーラ種はだいたい負けでグラスパロッサ種はだいたい勝ちだった。果たしてこいつはどうだろうか。
 
まず色。カシス色だと言えるけれども、あまり濃くない。グラスの下のほうはブルゴーニュ赤の一番薄いやつぐらいの色合いだ。泡がたくさん立ち上っていて、ピンク色の泡の膜を水面につくっている。香りは……あまりよくわからない。
 
口に運ぶと、甘酸っぱい果実味が口のなかいっぱいに広がる。中甘口のランブルスコらしいブルーベリーヨーグルト系の風味もしっかり漂っていてらしい感じがする。微炭酸も手伝って、とても飲みやすい。