北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2438】Cono Sur Sparkling Brut (N.V.)

 
コノ・スル スパークリング (N.V.)
 
こいつはコノ・スルが作っているスパークリングワイン。つべこべ言っても頼りになるコノ・スルではあるけれど、そのなかで隠れた逸品がロゼ・スパークリングで、この白のスパークリングもなかなか悪くないつくりだったりする。季節的にそろそろ飲んでみたい気がしたので抜栓。
 
まず外見を確認しよう。フルートグラスからもうもうと立ち上る泡、それと薄いレモン色。なかなかにきれいだ。香りは爽やか花畑系で、すがすがしさが全面に出たもの。さすがにシャンパンにありそうなメレンゲ風・イースト風の香りはここにはない。
 
口をつけてみると、酸味がきいていてさっぱりとした口当たり。チリのシャルドネにありがちな豊満フルーツ仕様でなく、もっと爽やか・すがすがしい、ちょっとスースーする風味となっている。前回2022年の経験に比べると、香りも味もスースー系でシャンパン互換を意識しているようには感じられない。しかし、今日はこういうワインが欲しかったのでこれは願ったりかなったり。酸味がしっかりしているおかげか、まあまあシャンとしている。いいんじゃないでしょうか。春めいてくるとこういうの欲しくなるので泡モノも仕入れておこう。