カビッキオーリ ランブルスコ ロッソ アマービレ グラスパロッサ
このワインは、2020年の1月からご無沙汰となっているランブルスコ。ランブルスコにも良し悪しがあり、基本、このカビッキオーリが作ったグラスパロッサという品種のものは頼りにしている。他のメーカーや他の品種(たとえばソルバーラとか)はあまりあてにならない。まして、白のランブルスコにはいい思い出がない。でも、これは違う。きっと旨いに違いない。
まず見た目。ピンク色の泡がしゅわしゅわと立ち上り、グラスのなかはカシスのダークな色合いだ。香りは、梅っぽさに加えてランブルスコならではのヨーグルトっっぽさが伴っていてうまそう。
口をつけてみると、甘味ほどほど、飲むヨーグルトブルーベリー味のような酸味を帯びたさわやかな飲み物だ。アマビーレ(中甘口)と銘打っているだけあって辛口志望の人にはやや甘かもだけど、これはそういう味だとラベルに明示されているので私は別に気になりません。でもって、ダメなランブルスコにありがちな、妙にさっぱりした感じがなく、ちゃんと赤ワインらしいコクがある。だから少し甘くてもご飯と一緒にやれちゃう。