北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【2546】Medici Ermete Regiano Lambrusco Secco "Concerto" 2013

 
メディチ・エルメーテ ランブルスコ コンチェルト
 
まず見てくれ。さすがに濃い。グラスに注がれる過程のその液体がとにかく不透明、グラスに注げば当然カシス色となり、泡の色も濃い紫ピンク色だ。香りは、初手から飲むヨーグルトブルーベリー味を彷彿とさせるランブルスコ節。
 
口に運んでみると、酸味のしっかりした辛口のランブルスコ。中甘口のアマビーレもいいけど、辛口は締まりがあっていいですね。ここでもヨーグルトが全面に出てきているけど、これはこういうもの。他のランブルスコと比較すると、この品には緊張感が少しあり、とにかく濃厚、舌ざわりの面でも優れているように思える。ただ、ランブルスコというジャンルここまで気張らなければならない道理も乏しい。普段はもっと格下のグラスパロッサ系ランブルスコで構わないんじゃないかと思う。