NV 16 ロゼ ド セニエ エクストラ ブリュット エマニュエル ブロシェ
今回は、ちゃんとしたフレンチを食べる機会をいただいたのだけど、いかんせん、嗅覚の回復が完全ではありません。幸い、料理の風味はかなりわかるんだけど、その料理すら鼻腔経由の香り・においの確認ははかどらず。そうしたなかで飲んだワインたちは、うまくもあり印象的でもあったけれども完全なテイスティングにはほど遠く、参考記録でしかない感じ。
初手で出てきたのは今をときめくメーカーさんのロゼシャンパン。ピンク! てらいなく、真っ直ぐにピンクです! グラスや照明が良いおかげもあってだろうけど、すごく美しい。香りは、残念ながらわかりません。口に含むと、なんとも長い余韻の綺麗な酸。それと口当たりはさすが。初手で気持ちの良いシャンパーニュがこうしていただけるのはありがたいことです。当然、苦かったり難しかったりするところがない。ロゼであるけれども、金柑&柑橘がうるさい余地もなく、たいへんスマートなロゼシャンパンとお見受けしました。