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北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0149】Jermann Vintage Tunina 2004

イタリア北東部

イエルマン ヴィンテージ・トゥニーナ2004
 
 
 今日の夕食は、胡麻とチーズと岩塩のグリッシーニブロッコリースプラウトとキュウリと白須とカニカマのオリーブオイル和え、鶏肉とジャガイモを中核にしたミネストローネスープ。ならば、年末最後のトリを飾る一品として見事なイタリアワインを選ぼうと思って、これにした。現地にて32ユーロで購入したもの。
 
 グラスに注いだ色はちょっと濃い目の黄色で、ちょっと高いワインっぽい色合い。鼻を近づけると、蜂蜜と柑橘類の匂いがプーンとする。甘さと酸味の両方がそれなりに含まれていると予測。
 
 口をつけると、非常にトロッとしている。初回遭遇時のあたりは柔らかいけれども、蜜の味と澄んだ草汁のような風味、カリンかショウガを連想させるようなニュアンスが前半に、後半にライチを思わせるようなニュアンスが舞い上がった。飲み直す際に、僅かに唇〜舌にかけて痺れが走るのも気持ち良いし、後味は甘さと酸味がちょうど良く釣り合っている。非常になで肩で、くつろげる感じがする。食事をいただいても引っ込むでもなく出しゃばるでもなく、位置をキープ。
 
 優雅なワインだと思う。けれども、どこか芯があるというか、ナヨナヨしているわけでもなく、バリエーション豊かな風味も退屈には程遠い。それでいて素朴な食事とも調和がとれるというのは、我が家のワインとしては殆ど最良。素晴らしい体験となった。