北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0587】Cascina S.Maria Lambrusco dell'Emilia Dolce (N.V.)

 
 
 
 これは、イオンに780円で売られていた甘口ランブルスコランブルスコは大体1000円ぐらいが相場で、1000円を切るとハズレのリスクが高くなっていくという印象。で、グラスに注いでみると、今まで出会った赤ランブルスコのなかでは色はちょっと茶色に近いというか、まんま葡萄の皮のような色をしている。で、匂いはほとんど感じない。
 
 口に入れてみると、これまたそのままブドウジュースのような味。少し生臭い感じがするところも含めてブドウジュースっぽく、ランブルスコらしい甘さの後ろから、葡萄酸っぱい感じがする。ランブルスコにありがちなヨーグルト風味は若干弱めで、少し水っぽい感じがする。
 
 こういうのを呑むと、メディチ・エルメーテのランブルスコ_ってやっぱり良い品なんだと改めて思う。甘くてゆるいランブルスコ同士のなかでも、今回のものは生臭さが強く風味がやや薄いというか。もちろんランブルスコなんだから、甘くて爽やかであれば十分で、むやみにそれ以上を求めるのもアレなんだろうけど……。