北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0873】Dominique Et Julien Frey Alsace Pinot Noir Harmonie 2011

 
アルザス ピノ ノワール アルモニ 2011 ドミニク エ ジュリアン フレイ
 
 今日の夕食はアルザスで買ってきたアルザス産のピノ・ノワールのテリーヌをフランスパンに載せたものが中心。じゃあ、やっぱりアルザスピノ・ノワールをあわせなきゃ嘘でしょうと思って、こいつを開けてみた。

 色はとても薄いピノ・ノワール色、透明感があってオレンジがかっていて、グラスの辺縁もだいたいそんな感じ。ちょっとお年かも、と思ったり。匂いをかいでみると、お菓子のサクランボのような甘い匂いがワッと来て、その後野いちごジャムみたいな匂いも。ブラインドだったら喜々として「ボジョレーだ!」と答えているかも。
 
 口をつけてみると、若々しい野いちごの新鮮な香りが炸裂!甘酸っぱくて、軽くて、とにかく気持ちいい!自分の呑み覚えのあるピノのなかではルイ・ラトゥールの平格赤が一番近いけれど、こちらは安ピノっぽい匂いがあまりしない。コクも重さも骨格も乏しく、いかにも小物だけど、小物として丹念につくられている感じ。こういう趣向もいいのでは。