北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1159】Canella Mimosa (N.V.)

 
カネッラ・ブラッドオレンジ・ミモザ
 
 これは、ミモザとはいうけれども朱色をしていて黄色くないやつ。というのも、ブラッドオレンジジュースでスパークリングワイン(この場合はプロセッコ)を割ったちょっと変わったミモザだからだ。香りを確かめると、確かにブラッドオレンジジュースの香りが強い。で、ボトルの底には例によって果肉のらしきものがたくさん沈殿している。
 
 口をつけると……うわっほとんどブラッドオレンジが勝っている!酸っぱい、新鮮だ、甘酸っぱい。そこはかとなくスパークリングワイン系の酸味と苦味が混じっているようには感じられる。もちろん喉ごしは爽快で酔いも軽い。到底まともなワインではないけれども、みんなでワイン風味でおいしい思いをしたい時にはこれで十分、というよりこれがベストのような気がする。特にミモザはブラッドオレンジジュース製なので、プロセッコとブラッドオレンジジュースの両方を調達する手間や価格を考えれば、これはこれでいいのかなと。