北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【0241】Gini Soave Classico 2008

ジーニ ソアヴェ・クラシコ
 
 ゆうべはワールドカップ観戦。鶏肉サラダをついばみながらソアーヴェを呑みつつ観戦することにした。このソアーヴェ、透明なボトルに入っているので中身が最初から見える。少し緑がかった、レモン色の飲み物。
 
 匂いをかぐと、蜂蜜のような匂いにメロンとパイナップルみたいな匂いが混入した、やけに甘い匂いが。これは意外だった。口に運ぶと、これまた意外なことに蝋燭っぽい風味がいきなり口のなかに広がって、その後にグレープフルーツ系の苦み・グレープフルーツより少し灼けるような甘みと酸味が。出だしこそは蝋燭っぽさにギョッとしたけど、まずまず爽やかにいただける。
 
 暫く呑み進めると、ピエロパンのソアーヴェにも共通するような野菜っぽい風味が少しずつ現れてきたけれども、それにも増してグレープフルーツっぽい苦みが口のなかにしっかりと残って、爽やかさよりも目立つようになってきた。匂いもいよいよ強まって、得体の知れない力強さに。ソアーヴェとは思えない凄いパワーのワイン。これはこれで美味しいけど、びっくりした。