ドメーヌ サシャーニュ ボージョレー ビラージュ ヌーボー 2010
内輪の飲み会で、なんとボージョレーヌーボーが登場。上記リンク先では1400円となっているけど、売られていた当時は2000円ほどしたらしい。けれども近所のスーパーで2000円のボージョレーが500円ほどで叩き売られていたので、相場なんて有って無いようなもんかもしれない。
グラスに注がれると、かなり青みがかった、幾らか薄めの紫色。ガメイという品種なら、こんな感じかもしれない。匂いは、ちょっとくすんだ木のような匂いとチョコレートを連想させるような。それほど匂いが強くないけど、まあまあかも。
ただ、口に入れるといまひとつ。水っぽく(これは仕方ないのかな)、いつもブルゴーニュ(というよりピノ･ノワール)に期待するような土でも獣でもない、よくわかんないような風味。あとはものすごくマイルドな苦みと渋み、それなりの甘み、だけど、それだけ。同じガメイでもボージョレー村の普通のやつと比べると、いまひとつのような。軽いなら軽いでベリー系の爽やかな感覚が来るなら大歓迎だけど、そういう雰囲気でもない。なんというか、のっぺりしている。
このワインが今ひとつだったのか、それともこのメーカーこのボトルが今ひとつなのかは分からないけど、2000円も出せば相当美味いワインが買えることを思うと…。とりあえずボージョレーヌーボーを自分で買って呑むのは控えておこうと思ってしまった。
