北極の葡萄園

呑んだワインをひたすら記録しています。

【1978】Poilvert-Jacques Champagne Brut (N.V.)

 
ポルヴェール ジャック ブリュットNV ( 泡 白 ) シャンパン シャンパーニュ
 
 まず見た目。そこそこに黄金色をしていてまずまず綺麗。泡も立派な量が立ち上っているからシャンパンらしくはある。香りは、グラスに近づかなくてもわかるほど青りんごのすがすがしさが漂ってくる。鼻をグラスに近づけると白パンの香りが立派に広がってうまそう。こいつ、香りもそれなりシャンパンっぽいぞ?
 
 ところが口をつけると、青りんごのすがすがしさにかなりきつい金属感が!ちょっと!この金属感は苦手です!苦みがしっかりとしているうえ、金属感があるためワインの体躯は立体的というか、ちょっとミネラルっぽさをも帯びていて立派ではある、が、まだちょっとガチャガチャしたつくり。さて、飲み進めるにつれて落ち着くか? 飲み進めると、ちょっとコクのある、シャンパンというより他の品種のワインみたいな魅力を発揮してきて少し驚いた。正統なシャンパーニュらしい品ではないかもだけど、これもこれで面白くはあった。