ルイジ・リゲッティ アマローネ デッラ・ヴァルポリチェッラ クラシコ カピテル・デ・ロアリ [2014]
※リンク先はヴィンテージが異なります
このワインはいつもお世話になっているルイジ・リゲッティのアマローネ。もう何度も何度も飲んでいるけれども、今回は2015年のヴィンテージで、これは初めて。とりあえず大外れってことはないでしょう。
まず見た目チェック。いつもと同様、グラスに赤黒い、やや不透明で茶色い液体がじゅうまんしている。香りは、すごいアルコール・漆喰系のものに加えて雨に濡れたチョコレート、ヨモギ饅頭、漢方、いきなり百花繚乱。
口に含むと、ざらっとした口当たりとミルキーな口当たりが同時に来た。果実味は甘くてビターで充実、口のなかでじゅくじゅくと音を立てるんじゃないかと思うような。飲むほどにチョコレートが香ってきて自然と頬がほころんでしまう。美味い。そしてこのワインは少しアルコール分が高いので、ちょっとぼうっとする。肉厚で、噛みしめたくなるようなワインでもある。
※二日目は、少し苦みが増えて鉄っぽさがアップし、全体として雄々しいワインになった。力強くてとても良い。